馬油って知ってる?その成分と効果、歴史について紹介!

馬油とは

はじめに
みなさんは、馬油って知っていますか?

バーユ、またはマーユとも言われるそれは、昔から広く使われてきた美容や健康に効果的な天然素材です。
今回は、知ってた方にも知らなかった方にも今一度、馬油がどういうものなのかをご紹介したいと思います!

 

馬油って何?

 

 

馬

馬油とは、馬の皮下脂肪を原料にした動物性油脂のことです。

オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸などを含んでいます。
融点が30~43℃と低めになっていて、ヒトの皮脂と似た性質を持っています。
その優れた浸透性や、保湿、保護のチカラがあることから、昔から火傷や切り傷などの民間薬に使われてきました。
現在では、基礎化粧品やシャンプー、クリームなど、いろいろな製品に使われていることを知っている方も少なくないでしょう。

馬油の歴史は古く、約4000年前の中国ですでに使われていたといいます。
当時の記録「名医別録」という本に馬油の使い方が記されていました。
日本へは、約400年前の九州に伝わったのがはじまりと言われています。

馬油は、不飽和脂肪酸が多く含まれています。
通常、動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれており、コレステロール増加の原因となります。
ですが、馬油は不飽和脂肪酸が60%以上を占めています。
植物性脂肪と動物性脂肪の中間と言われており、これがヒトの脂肪構成に近いんです。
なので、昔からヒトに近い素材として使われてきたんですね。

 

馬油のスゴイ効果

 

ここで、馬油のスゴイ効果をいくつかご紹介します。

(1)細菌を封じ込める

馬油とは、その名の通り油脂です。
なので、塗り広げると肌表面に油膜ができるので、外部の細菌をシャットアウトします。
そして肌に浸透することにより、内部の空気を追い出して酸化を防いでくれます。
もちろんこの状態だと細菌は皮膚の中に入り込めません。
さらに、中に入り込んでいた細菌も包み込んでしまいます。
細菌にとっては最悪の環境といえますね。

(2)火傷からの保護

馬油は昔から火傷の治療に用いられてきました。
火傷を負った肌は、皮脂を補うことができません。
水分も足りなくなってしまうので、人肌に近くよく浸透する馬油がその保護に選ばれたというわけです。
もし火傷をしたら、馬油を患部に塗って酸素供給を断ってから、ガーゼをかけて流水で冷やすと効果大です!

(3)優れた浸透力

なんといってもその優れた浸透力が馬油の強みです。
指に取ったときはいかにも油分…といった感じですが、肌に塗り広げると、非常に伸びがよく驚くほどサラサラになります。
馬油は皮膚の細かい表面にすばやく浸透して、潤いを与えてくれます。
なんでこんなに浸透するかというと、ヒトの皮脂に近い性質を持っているからです。

(4)優れた保湿力

浸透力も優れていますが、その保湿力も優れています。
少ない量で広範囲に皮膜を作ってくれるので、ベタつかずに高い保湿力を与えてくれます。
手荒れやスキンケアにもぴったりですね。

(5)血行促進作用

馬油にはビタミンEも多く含まれています。
ビタミンEには、血管の収縮を促す物質の生成を抑えて毛細血管を広げてくれる働きがあります。
これが、血流をよくしてくれるんですね。
また、その自然な油膜は熱を逃がさず肌を温めてくれます。
これも血行促進の効果があるんですね。

 

馬油の注意点

 

馬油の注意点

すごく便利な馬油ですが、注意点もあります。
それは融点が低いこと。
冒頭でも述べましたが、馬油は融点が30~43℃と低くなっています。

え?それっていいことじゃなかったっけ?と思いましたか?
たしかにそうなんですが、ひとつ困ることがあります。
それは…
夏場だと溶けてくること!

暑い日本の夏では、常温保存をすると馬油が溶けてきちゃうんです。
パッケージを開けた時にこぼれてしまうなんてこともありそうです。
なので、夏場は冷蔵庫などで保存するのがよさそうですね。

 

馬油の豆知識

ここで馬油の豆知識をひとつ。

 

ガマの油

みなさんは、ガマの油って知っていますか?
(最近の若い人は知らないかも…?)
時代劇でたまに見る光景で、商人がヒキガエルの油を火傷の薬として売っています。
カエルの油…ちょっと引きますよね。
でも、歴史的にヒキガエルから油を取っていたという記録はないんです。
ではガマの油とは何なのか…?

実は、馬の油(馬油)のことだったんです!

昭和50年に、ガマの油は馬の油の変名だったという発表がありました。
その後、日本でだんだん有名になってきたという事です。
江戸時代では、牛馬の食用を禁じられた時期がありました。
つまり、馬の油を公に使うことができなかったんです。
そこで、こういう言い回しが生まれました。

「我が馬の油→我馬の油→ガマの油」

これが、ガマの油→ガマガエルの油と勘違いされていった流れなんですね。
もちろんこれもひとつの説です。
信じるか信じないかはあなた次第…というわけです。
でも、この説が発表されてから馬油が広がり始めたのは本当ですよ。

さいごに

こうして見ると、改めて馬油のすごさがわかりますね。
昔から使われていた理由も納得できます。
ここまで馬油の効果について、いくつかのポイントをご紹介してきました。
でも、まだまだ馬油の可能性はあるのでは?と感じています。
将来的な研究や発見で、馬油のさらなる活用方法が見つかると嬉しいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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