●はじめに
毎日スキンケアをしているのに、なんか肌の調子が悪い…そう思ったことはありませんか?
美しい肌は健康な生活習慣から生まれます。
気温や紫外線、ストレスなど、さまざまな要因が肌の荒れを引き起こしてしまいます。
美肌には、内面からのケアやバランスの取れた食事、日常の生活でのちょっとした注意が大切です。
今回は、肌トラブルの原因と、日々の生活で気を付けるべきポイントなどついてご紹介します。
肌トラブルは、身体の外側からと内側からの両方の要因が絡み合って起こります。 一体どんなことが肌トラブルを引き起こすんでしょうか?
気温の低下
寒さによって血管が収縮すると血行が悪くなります。
血行が悪くなると、身体に栄養がまわりにくくなって肌トラブルの原因となります。
乾燥
肌には、もともと油分と水分によるバリア機能がそなわっています。
このバリア機能は、雑菌が入るのを防いだり、紫外線から肌を守ってくれます。
肌が乾燥すると、必要な油分や水分のバランスが崩れてしまって、これも肌トラブルの原因となります。
紫外線
光老化ってことばを知っていますか?
これは、年を重ねることで起こる老化と違い、日光(紫外線)を浴びることで引き起こされるんです。
紫外線を浴びれば浴びるほどシミ・シワ・たるみができてしまうので、肌にはよくないんですよ。
ホルモンバランスの乱れ
体のホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌が多くなります。
必要以上に皮脂が増えるのも、肌トラブルの原因となるんです。
ホルモンバランスは、睡眠不足やストレスに加え、女性の場合は生理周期により乱れることがあります。
内臓の状態
肝臓だったり胃だったり腎臓だったり…
内臓に不調があると、ダイレクトに肌に影響が出るんです。
逆に、肌の調子が悪いことで内臓の病気がわかったりすることも。
単なる食べすぎでも肌にはよくないんですよ。
ターンオーバーのサイクル乱れ
肌のターンオーバーとは、古い細胞がはがれて新しい細胞に入れ替わることをいいます。
そのサイクルが乱れるということは、細胞がうまく入れ替わらないということ。
そうなると、肌は荒れるばかりです。
歳を取るのが主な原因とされていますが、睡眠や栄養が足りなくてもターンオーバーがうまくいかないといわれているんです。
肌トラブルは日々の生活で防ぐことができます。
ちょっとした、かんたんな積み重ねでいいんです。
どうすれば、肌トラブルを防げるんでしょうか?
ストレスをためない
ストレスはホルモンバランスを乱してしまいます。
ストレスを解消することで、ホルモンバランスを安定させましょう。
ただし、ストレス解消のためとはいえ暴飲暴食、喫煙、飲酒は身体によくないので×です!
紫外線を浴びないようにする
紫外線を大量に浴びると、シミ・シワ・たるみの原因になるといいましたよね。
長袖の服を着る、帽子をかぶる、日焼け止めを塗るなど、紫外線対策をして肌をいたわってあげましょう。
身体を動かす
軽い運動などをして身体を動かすと、新陳代謝が進むので肌のターンオーバーが促進されます。
身体に負担がない程度で大丈夫なので、日々運動をする習慣を身に着けるのも肌のためになりますよ。
栄養バランスに気を付ける
バランスのいい食事をとることで、肌をきれいに保つことができます。
例えばビタミンAは、抗酸化作用があります。
ビタミンCも抗酸化作用があり、さらにコラーゲン生成を手伝ってくれます。
新しい細胞を作るにはタンパク質がぴったりですね。
5大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル)をバランスよくとることが、健康にも肌にも重要です。
代謝にはあたたかい飲み物
身体があたたまると、血管が広がって代謝がよくなります。
あたたかい飲み物で身体の内側からケアしてあげましょう。
ただし、カフェインがふくまれる飲み物はおすすめしません。
いちばんいいのは白湯(さゆ)ですね。
味が付いたのがよければ、麦茶なんかもおすすめですよ。
入浴で肌の汚れを落とす
肌に汚れが残っていると、いくらスキンケアをしても意味がありません。
できればシャワーではなく、しっかり湯船につかることをおすすめします。
湯船につかると外側から身体があたたまって、代謝もよくなります。
睡眠不足は肌の天敵
肌の再生は、寝てる間に行われます。
睡眠の質をあげて、美肌を手に入れましょう。
よく眠るためには、寝る前のスマホは×、寝る前の食事・飲酒も×です!
生活習慣に気を付けていても、スキンケアをおろそかにしては意味がありません。
顔を洗って基礎化粧品で肌をととのえるのを忘れずに。
まずはクレンジング
家に帰ったら、すぐにクレンジングで化粧を落としましょう。
ずっと化粧をしたままでは、肌に大きな負担をかけてしまいます。
時間をかけすぎないのがポイントです!
次に洗顔
クレンジングは、油性の汚れを落とすだけです。
なので、古くなった角質や水性汚れは、洗顔料で落としましょう。
クレンジングも洗顔も、ぬるま湯でやるのがベストですよ。
化粧水で水分補給
洗顔後は肌がすごく乾燥しています。
すぐに化粧水で保湿をしましょう。
手のひらより、コットンでパッティングするほうが肌に浸透しますよ。
乳液で油分補給
保湿された肌が乾燥しないように、乳液でフタをしてあげましょう。
ここでは乳液じゃなく、馬油を使うのがとくにおすすめですよ!
仕上げにクリーム
馬油を使う場合は充分な保湿ができていると思いますが、乳液だと足りない場合があります。
そのときは、クリームをさらにつけるとより保湿力が高まります。
夜のスキンケアのときだけつけるだけでも違いますよ。
●さいごに
健康な肌には日々のケアとバランスが大切です。
外側からの刺激に対する注意と、内面からの健康な生活習慣が、美しい肌へのカギとなります。
ストレスの少ない日々、バランスのとれた食事、そして丁寧なスキンケアで、肌のトラブルから守ってあげましょう。
日々の小さな工夫が、美肌への近道です。
あなたの肌がいつまでも健康でありますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました!