●はじめに~オイル、なんとなく避けていませんか?~
「オイルってベタつきそう」
「毛穴が詰まりそうでちょっと怖い」
スキンケアの話をしていると、そんな声をとてもよく聞きます。
実際、オイルフリーやさっぱり系の化粧品は今も人気がありますよね。
でもその一方で
「ちゃんと保湿しているのに、なぜか乾燥する」
「テカるのに、肌の内側はカサカサしている気がする」
そんな違和感を抱えていませんか?
それは、肌が必要としている「油分」が足りていないサインかもしれません。
今回は、「油=悪」という思い込みをいったん横に置いて、
皮脂の役割とオイルケアの本当の意味、そして馬油がなぜ注目されているのかを解説しますね。
●皮脂は本当に悪者?実は、肌を守る大切な存在

皮脂という言葉には、どうしてもネガティブな印象がつきまといます。
テカリ、毛穴、ニキビ……。
でも本来、皮脂は肌を守るために、毎日せっせと分泌されている存在です。
皮脂と汗が混ざり合ってできる「皮脂膜」は、
肌の表面にうすく広がり、見えないヴェールのように働きます。
・水分が蒸発するのを防ぐ
・外の乾燥や刺激から守る
・肌のコンディションを安定させる
つまり皮脂は、肌の天然の保護クリームのようなもの。
これが不足すると、肌は一気に無防備になってしまいます。
●皮脂を落としすぎると起こる、意外な肌トラブル
「ベタつきが嫌だから」と、洗いすぎていませんか?
実は皮脂を落としすぎると、肌は危機感を覚えてしまいます。
するとどうなるかというと、
「守らなきゃ!」と頑張って、さらに皮脂を分泌するのです。
この状態が、
表面はテカるのに、内側は乾いている「インナードライ肌」。
保湿しても落ち着かない、スキンケア迷子になりやすい原因のひとつです。
●なぜ「油=悪」というイメージが広まったの?

ひと昔前は、スキンケアの主流といえば
「とにかく落とす」
「皮脂は残さない」
といった感じのケアでした。
洗浄力の強い洗顔料やクレンジングで、
キュッとした洗い上がり=清潔、という感覚。
その結果、油は避けるべきもの、という印象が定着していきました。
さらに、
・重たいオイルで肌荒れした
・時間が経って酸化した油でベタついた
そんな経験があると、「やっぱりオイルは合わない」と感じてしまいますよね。
でも大切なのは、
油そのものではなく、種類と使い方なのです。
●こんな肌状態、思い当たりませんか?

もし、次のようなことが続いていたら、
それは油不足のサインかもしれません。
・化粧水がすぐに蒸発する感じがする
・夕方になると小ジワが目立つ
・肌がかたく、ファンデーションが浮く
・スキンケア後もどこか落ち着かない
そんなとき、ほんの少し油分を足すだけで、
肌がふっとやわらぐことがあります。
●オイルケアが合わないのは、あなたの肌のせいじゃない
オイルケアに苦手意識がある方の多くは、
実は使い方が原因になっていることが少なくありません。
・効果を期待してつけすぎてしまう
・乾いた肌にオイルだけをのせてしまう
・肌が揺らいでいる時期にいきなり使う
こうした条件が重なると、どんなオイルでも重く感じやすくなります。
逆に、
肌が乾燥しやすい人、季節の変わり目にゆらぎやすい人は、
少量のオイルが安心感を与えてくれることも多いんです。
●馬油が「オイルが苦手な人」にも選ばれる理由

馬油は、昔から家庭のケアに使われてきたオイル。
その理由のひとつが、人の皮脂に近い成分バランスです。
肌になじみやすく、表面に残りにくいので、
「オイルを塗った感」が出にくいのが特徴。
重たくフタをするのではなく、
足りないところに、すっと溶け込むような使い心地です。
「オイルは苦手だと思っていたけど、馬油だけは大丈夫だった」
そんな声が多いのも、うなずけます。
●馬油は「攻めの美容」ではなく「整えるケア」
馬油は、即効性をうたう派手な美容アイテムではありません。
でもその分、肌の土台を整えるケアとして、じわじわ力を発揮します。
肌が不安定なとき、
頑張りすぎないケアをしたいとき。
馬油は、そんなタイミングにそっと寄り添ってくれる存在です。
●「何を足すか」より「やりすぎないこと」が大切な時もある

肌の調子がいいときほど、
「もっと良くしたい」
「もっとケアしたほうがいいかも」
と、
ついアイテムを増やしてしまうことはありませんか?
でも、肌がゆらいでいるときほど、
実は引き算のスキンケアが必要なこともあります。
化粧水、美容液、クリーム…
いろいろ重ねるうちに、肌が何に反応しているのかわからなくなってしまう。
そんな経験がある方も多いはずです。
馬油は、成分がシンプルだからこそ、
「とりあえずこれだけで様子を見てみよう」と思える存在。
何かを足して劇的に変えるというより、
肌が本来のペースを取り戻す時間をつくってあげる、
そんなケアに向いています。
スキンケアは、頑張るものではなく、
毎日を気持ちよく過ごすための習慣。
迷ったときは、「今の肌は何を求めているかな?」
そんなふうに立ち止まってみるのも、大切なケアのひとつです。
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●馬油を心地よく使うための、ちいさなコツ

・量は米粒〜小豆粒ほど
・化粧水のあと、手のひらで温めてからなじませる
・夜のスキンケアに取り入れる
・ベタつきやすい部分は無理に塗らなくてOK
「少ないかな?」と思うくらいが、ちょうどいい量です。
●さいごに~「油=悪」という思い込みから、そっと卒業しよう~
皮脂は、もともと私たちの肌を守るためのもの。
オイルケアは、怖い存在ではありません。
馬油は、オイルに苦手意識がある女性にこそ、試してほしい選択肢のひとつ。
無理に変えなくて大丈夫。
ただ、少しだけ考え方をゆるめてみる。
それだけで、
スキンケアの時間が今よりやさしく、心地よいものになるはずです🌿
それではよいスキンケア&馬油ライフを!






