●はじめに
「最近、髪のボリュームが減ってきた」
「地肌のベタつきやにおいが気になる」
そんなお悩みを感じていませんか?
もしかするとそれは、頭皮に汚れや皮脂がたまっているサインかもしれません。
頭皮もお顔の皮膚と同じように、日々の皮脂やホコリ、スタイリング剤の残りなどが蓄積しやすい部分。
そのまま放っておくと毛穴が詰まり、血行が滞ることで、髪のハリやコシ、さらには抜け毛の原因にもつながります。
そんな頭皮環境をすっきりと整えるケアとして注目されているのが
「頭皮クレンジング」
です。
今回はその基本的な役割や種類、正しいやり方を、くわしくご紹介します。
●頭皮クレンジングってなに?

頭皮クレンジングとは、頭皮の毛穴に詰まった皮脂や古い角質、スタイリング剤などの汚れを専用のクレンジング剤で落とすケアのこと。
普段のシャンプーでは落としきれない
「酸化した皮脂」
や
「毛穴の奥の汚れ」
を浮かせて取り除き、頭皮環境をリセットします。
シャンプーは主に髪の毛の汚れを落とすためのものですが、クレンジングは地肌そのものをケアすることを目的としています。
まるでスキンケアにおける「クレンジングと洗顔」の関係のように、頭皮ケアにも「落とすケア」がとても大切なのです。
●頭皮クレンジングで得られるうれしい効果

定期的に頭皮クレンジングを行うことで、さまざまなうれしい変化が期待できます。
・皮脂バランスの改善
余分な皮脂を落とすことで、ベタつきや臭いを防ぎ、健やかな頭皮を保ちます。
・血行促進
頭皮をマッサージしながらクレンジングすることで血行がよくなり、髪の根元にしっかりと栄養が届きやすくなります。
・毛穴の詰まり防止・抜け毛予防
古い皮脂や汚れを取り除くことで、髪の成長を妨げる要因を防ぎます。
・フケ・かゆみの軽減
頭皮を清潔に保つことで、乾燥や皮脂トラブルによるフケやかゆみも和らぎます。
・スカルプケアの効果アップ
頭皮がすっきりすることで、トリートメントや育毛剤などの浸透力も高まります。
このように、頭皮クレンジングは単なる洗浄ではなく、健やかな髪を育むための「土台づくり」のケアなのです。
●種類で選ぶ!自分に合った頭皮クレンジング
頭皮クレンジングにはいくつかの種類があり、頭皮の状態や好みによって選ぶことができます。
・オイルタイプ
皮脂やスタイリング剤などの油性汚れを浮かせて落とすタイプ。
ホホバオイルやアルガンオイル、オリーブオイルなど植物由来のオイルがよく使われています。
乾燥やフケが気になる方、敏感肌の方にもやさしくおすすめです。
・クレイタイプ(泥タイプ)
ミネラルを多く含むクレイ(泥)の吸着力で、毛穴の汚れをすっきり除去。
頭皮のベタつきやにおいが気になる方に向いています。使用後はさっぱりした爽快感があります。
・炭酸タイプ
炭酸の細かい泡が汚れや皮脂を浮かせ、血行を促進してくれるタイプ。
美容室でも人気の高いクレンジング方法で、自宅でも炭酸シャンプーなどを使って取り入れられます。
・ジェルタイプ
オイルよりも軽く、クレイよりもマイルドな洗浄力。ベタつきが苦手な方にもおすすめです。
どのタイプにも共通しているのは、「こすりすぎない」「頭皮にやさしくなじませる」こと。
気持ちよくマッサージしながら行うのがポイントです。
●正しい頭皮クレンジングのやり方

頭皮クレンジングは、週に1回程度が目安です。以下の手順で行ってみましょう。
1.ブラッシングで汚れを浮かせる
まずは乾いた髪をブラッシングして、ホコリや絡まりを取ります。
これをすることで、後のクレンジングがより効果的になります。
2.クレンジング剤を頭皮になじませる
地肌を中心に、指の腹でやさしくなじませていきます。
強くこすらず、「指で頭皮を動かすように」マッサージするのがコツです。
3.ぬるま湯で丁寧にすすぐ
38℃前後のぬるま湯で、頭皮や髪を十分にすすぎましょう。
4.シャンプー&トリートメントで仕上げ
いつものシャンプーで軽く洗い流し、トリートメントで髪のケアを行います。
このステップを続けることで、頭皮の状態が少しずつ変わっていくのを感じられるはずです。
●注意したいポイント

頭皮クレンジングは、やりすぎると逆に皮脂を取りすぎてしまい、乾燥やかゆみの原因になることもあります。
特に乾燥肌の方は週1回、脂性肌の方でも週2回程度が目安です。
また、成分に敏感な方は、アルコールや合成香料などが含まれていない自然由来のものを選ぶと安心です。
●さいごに~自然の力で、頭皮にやさしいケアを
頭皮クレンジングは、「落とす」ケアでありながら、実はとても繊細。
だからこそ、肌への負担が少なく、自然の恵みを生かしたアイテムが注目されています。
植物オイルやハーブ成分、和の素材など、やさしさと機能性を両立したクレンジング剤が増えています。
自分の頭皮と向き合いながら、香りやテクスチャーを楽しむ時間も大切にしてみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではよいヘアケアライフを!





